第68回全国和裁技術コンクール

「和裁日本一」を決める大会として、日本和裁士会では1954年から全国和裁技術コンクールを開催してきました。競技会として歴史を重ね、64回大会以降は作品応募形式で継続しています。

68回目の今回は2024年12月15日、全国和裁技術コンクールの審査会を行いました。従来の「きものの部」に加え、「ゆかたの部」「袖の部」「運針の部」を新設し、計4部門での初開催。審査の結果、きものの部は、静岡の長田枝里香さん(辻村和裁研究所)が第1位の内閣総理大臣賞、ゆかたの部の1位・経済産業省製造産業局長賞は京都の田中千紘さん(小森和裁研究所)、袖の部の1位・全日本きもの振興会会長賞は京都の三村哲未さん(小森和裁研究所)が受賞しました。運針の部の応募者はいずれもきれいに運針できており、全員に「運針認定証」を発行しました。

*コンクール入賞者一覧 ※PDF形式(59k)