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《 和裁士技能検定制度 》

日本和裁士会は、国家検定制度に先駆けて資格検定制度を確立しました。 昭和43年から実施している「和裁士技能検定」がそれです。 (現在は和裁士技能検定に名称を変更いたしました)以下、和裁士技能検定と呼びます。

現在ではプロ和裁士を志す者にとって、最も権威ある資格制度となっています。その審査は和裁業界の最高の技術者によって厳正に行われるもので、その技術レベルに対して職業和裁一級から三級までのランク付けを認定しています。

和裁士検定一級は二級合格者で、実務経験満五年以上の者、二級は三級合格者で実務経験四年以上の者、三級は実務経験二年以上の者となっていますが、日本和裁士会が認定する「和裁士」または登録生徒には試験免除とか経験年数の短縮などの特典があります。

この検定で得た資格は生涯的なものです。和裁を専門職とする以上、ぜひ取得しなければならないコースとなっていますし、和裁技術の保存、レベルの向上、後継者の育成にも、この検定制度が大いに力を発揮しています。また、中央職業能力開発協会や地方の能力開発協会に全面協力し、優秀な検定委員、審査委員を会員から送り出して、国家検定事業の推進に大きな役割を果たしています。

その他、若い和裁士の育成にあたっては国の職業訓練制度をフルに活用して、共同訓練校や単独訓練校で養成訓練、向上訓練を行っています。


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